【現役ガイド解説】変圧器の使い方!海外でも日本家電を使おう!

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海外での生活は、何かと日本と勝手が違うので大変なこともあります。

でも、変圧器を使えば、日本で使い慣れた電化製品が使えるので、生活をちょっと便利にすることができます。

これから海外で変圧器を使う方のために、変圧器の基本的な使い方をご紹介します。

変圧器の使える容量を確認

まず、変圧器の使用可能な容量(定格出力)を確認しましょう。

写真は筆者がここ3年ほど愛用しているのがBESTEKという日本メーカーのトランス式変圧器です。

文字が小さいですが・

『定格出力 200W 最大出力 230W』と表記されています。

200Wまでの電化製品なら使用できるという意味です。同時に複数の家電製品を使用する場合は、消費電力の合計がこの定格出力を超えないようにします。

入力電圧はBESTEKの変圧器は90~240Vなので、世界中どこでも使用できて安心です。

使用したい電化製品の消費電力を確認

次に使用したい電化製品の消費電力を確認します。

変圧器の定格出力を超えてしまわないようにしましょう。超えてしまっても、BESTEKのように安全装置が付いている変圧器なら、電源が落ちるだけで済みます。

画像は100Vの電源にしか対応していないオムロンの電動歯ブラシです。わかりにくいのですが、赤い四角で囲ったところに消費電力などの詳細が記載されています。

オムロンの電動歯ブラシの場合、

100V~110V 50Hz/60Hz 1W

と表記があったので、消費電力は1Wでわかりやすいです。

消費電力はW表記のほかに、VAと記載されていることもあります。『10VA=10W』です。

もし消費電力の表記がない場合には、

『100V(使用する電圧)×〇〇A(電流)=〇〇VA(消費電力)』の計算で消費電力がわかります。

一般的な消費電力の目安を参考にしましょう。

ノートパソコン 20Wー50W ヘアアイロン 30Wー200W
スマートフォン充電器 10Wー15W 旅行用電気ケトル 300Wー500W
電気シェーバー 10Wー15W 電気蚊取り線香 5Wー10W
ドライヤー 300Wー1400W アイロン 900Wー1200W

 

使用する家電製品の消費電力の大きさに応じて、選ぶ変圧器の種類やサイズが変わってきます。

これから変圧器を選ぶ方は関連記事を参考にしながらニーズに合った変圧器を探しましょう。

変圧器を実際に使ってみよう

では、実際に変圧器を使ってみましょう。

使い方は基本的にはどの変圧器も同じです。

変圧器の使い方

  1. コンセントにスイッチがある場合はオフにする    
  2. 変圧器のプラグをコンセントに差し込む。必要に合わせて変換プラグを使用する
  3. 使用する電化製品のプラグを変圧器に挿し込む
  4. 変圧器のスイッチをオンにする
  5. コンセントにスイッチがある場合はオンにする
  6. 電化製品に電気が供給されているのを確認する

スタッフ
電圧が200V~240Vの高い国のコンセントには、オンオフを切り替えるスイッチが付いていることがあります。これはプラグの抜き挿しで家電に急に負荷がかからないようにするためなので、家電を使用する際にはオンオフを切り替えながら使いましょう。

変圧器があると海外生活が便利になる

変圧器があると、日本の100Vの電源にしか対応していない家電製品も海外で使用できるようになります。

それだけで不便な海外生活がちょっと快適になるので、海外に長期滞在する方には必須アイテムの1つと言えます。

使い方も簡単なので、出発前に自分の用途に合わせた変圧器を用意しましょう。

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