
天津への出張から旅行まで、地下鉄が利用できると移動の幅がグッと広がります。
今回は「天津で地下鉄に乗りたい!」という方のために以下の内容をお届けします。
- 天津の地下鉄路線図が見たい
- 空港から市内への移動方法が知りたい
- 地下鉄の詳しい乗り方が知りたい
これから中国へ出かける方は参考にしていただければ幸いです。
筆者:ジンベエ
中国駐在9年目。小さな旅行情報会社の代表をしております。
一般的な観光情報から、中国で日本人が快適に過ごすためのライフハック情報までご紹介します。
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【2025年】天津の地下鉄路線図
天津には2025年4月現在の段階で10路線が開通しています。
天津空港からも地下鉄を利用して天津市内へアクセスできるため便利です。
日本人が利用する機会が多い地下鉄路線をご紹介します。
- 1号線:五大道、天津アイなど有名観光地へ
- 2号線:空港から天津市内へ
- 9号線:日系企業がある濱海新区へ
天津は最初の路線が1984年に開通しており、実は国内で2番目に都市鉄が開通している街です。空港も割と古いですし、ところどころに愛着感じるボロさが見られるのもその歴史ゆえです。
天津空港から地下鉄へのアクセス
天津空港に到着した際に、地下鉄を使用して市内へ移動するアクセス方法をご紹介します。
天津空港は上海の空港などと比べるとかなり古い空港で、地下鉄までの動線が分かりづらいです。
古い感じで逆に愛着湧いてきます。
簡単にまとめると…
- 日本→天津:第2ターミナル1階→3階出発エリア→第1ターミナル3階→地下鉄駅B2階
- 中国国内→天津:第1ターミナル1階→地下鉄駅へ
という感じです。
なかなか初見殺しな動線なので、日本から天津に到着した際の地下鉄駅までのルートは動画で撮ってみました。
参考になれば幸いです。
天津地下鉄の乗り方ガイド
では、天津の地下鉄の切符の購入から乗車までの流れを簡単にご紹介したいと思います。
1.切符の購入
まずは目的地の駅名がわかれば、そのままタップします。
画面下側には路線番号が書かれているので、そこをタップすると拡大地図が確認できます。
拡大した地図から目的地の駅名をタップしましょう。
運賃が表示されるので、現金で支払いましょう。
もし複数人分の切符が必要なようであれば、右側の1~9までの数字から必要な枚数をタップします。
現金をいれるんですが、中国の紙幣はぼろぼろな場合が多くなかなか読み取ってくれないこともあります。
紙幣のシワを伸ばしてから向きを変えたり、裏表を変えたりしながら試しましょう。
切符が買えました。
おもちゃみたいなメダルが切符になっています。
2.保安検査
面倒ですが、もう一度ここで保安検査が必要になります。
スーツケースなども機会を通す必要があります。
3.改札→地下鉄乗車
改札を通る時には、改札の上部にカードリーダーがあるので、先程購入したメダルのような切符をタップしましょう。
スーツケースが改札に入ってしまっているとエラーになることがあるのでお気をつけください。
プラットホームに下りたら、地下鉄の到着を待ちます。
地下鉄の自動ドアの上部には、各方向の停車駅が記載されているので、間違った方向に乗らないようにしっかり確認しましょう。
こうして簡単に確認できるのはありがたいです。
乗車中は、自動ドアの上部に電光掲示板があって、今どこを通っているのかリアルタイムで教えてくれます。
乗り過ごさないようにしましょう。
皆さんスマホに夢中です。
昔はお隣さんとおしゃべりを楽しむような雰囲気だったんですが、だいぶ変わってしまいました。
4.改札の出方
目的地の地下鉄駅に到着したら、改札から出ます。
改札のスキャナーの下に自販機のような硬貨を入れるところがあるので、切符をそこに投入すれば自動ドアが開きます。
これで地下鉄利用は完璧です。
天津地下鉄の基本情報Q&A
乗車区間が…
1~5駅:2元
6~10駅:3元
11~16駅:4元
17駅以上:5元
路線によって異なりますが、ほとんどは6:00~23:30頃まで運行しています。
2024年だと最大281万人が1日に利用しました。ただ平均すると150万人/日ほどです。北京が1日平均1000万人を超す年もあるので、だいぶ規模は小さいです。
監視カメラが大量に設置されるようになり、ほとんどスリやひったくりについては聞かなくなりました。ですが、貴重品は目立たない仕方で持つようにして不要なトラブルを避けましょう。
地下鉄を利用して天津を快適に移動しよう
地下鉄がスムーズに利用できると、天津市内を移動するのに便利です。
特に観光地など週末はかなり渋滞してタクシーだと余計に時間がかかることもありますが、地下鉄なら観光地の目の前まで格安で移動できます。
中国はタクシー代も安いですが、地下鉄代はもっと安いので、快適に天津市内を移動するのに地下鉄をぜひ利用しましょう。